FX取引をやってみる(口座開設から決済取引まで)
ポイントサイトの高額案件で切っても切れないのがFX取引。
ただ、初心者には非常に敷居が高いのも事実。でもやっぱり着実にポイントを稼ぐには外せない。
ということで、FXとは何かから、どうやって取引するのかまでをまとめたいと思います。
ただし、取引は自己責任でお願いします。
(もちろん、失敗したときにもできるだけ損失が少なくなるような説明も入れていきます)
そもそもFXって?
FXとは「店頭外国為替証拠金取引」のことです。
…なんのこっちゃですね。
わかりやすい例で考えてみましょう。
海外に旅行するとき、みなさん現地通貨に両替しますよね。このとき、日本円(円貨)から米ドルやユーロなど(外貨)に交換するレートと、外貨から円貨に交換するレートは違うので、旅行で余ったお金を円貨に戻すときに得をしたり損をすることがありますよね。(実際には売値と買値に大きな差があったり、手数料もかかるので、損をすることがほとんどだと思います)
これをうまく利用して、儲けを出そうというのがFXです。FX取引の売値と買値の差(スプレッド)は非常に小さいので、両替と違って儲けが出ることも多いにありえます。
しかも、FXは証拠金取引といって、預けたお金の何倍もの金額を運用することが可能であり、少ない資金で大きな金額の取引が可能です。ただし、もちろん損をするときの金額も大きくなりがちですので、まずはできるだけ少ない金額からやってみましょう。
まずは口座開設
ここは開設するFX業者によって異なるので細かい説明は省きますが、たしかそんなに難しいことは聞かれなかったはずです。
取引をやってみる
口座開設の案内が届いたらさっそく取引をしてみましょう。
大まかな流れとしては、FX口座に必要な資金を入金して、新規取引、決済取引と行なっていきます。
ここでは、DMM FXでUSD/JPY(米ドルと日本円)の取引をする例を記載してみます。
どうやったら儲かる?
簡単に言うと、1ドル=90円のときに買って、1ドル=100円で売れば、その差額10円が儲けになるわけです。つまり、今後円安になりそうであればまずは「買い」、反対に円高になりそうであれば「売り」から始めます。この「売り」から始められるという概念も最初はしっくりこないかもしれませんね。
入金
最近のFXは、リアルタイムで銀行口座からFX口座に入金ができるようです。
下の画像はDMM FXのADVANCEというツールの画面の例ですが、銀行と金額を入力して「確認」ボタンを押すと、銀行のネットバンキングに接続されて、その後の指示に従っていけば、無事入金できました。
入金すべき金額は取引する通貨やレートによって異なりますが、今回は10万円入金しました。(入金すべき額(必要証拠金)は各FXのWebページから確認してください)
新規取引
さっそく取引してみましょう。先に説明の通り、イメージとしてはまず外貨を買って(もしくは売って)、そのあと円貨に戻すわけです。最初の取引を「新規取引」、円貨に戻す取引を「決済取引」と言います。
取引の単位をlot(ロット)と言います。DMM FXだと1lot=1万通貨です。
まずは、1lot買ってみます。買うときの値段(=指値)を指定することもできますが、今回は指定しないことにします(これを「成行注文」と言います)。
レート113.436で約定(=取引成立)しました。売買区分は「買」ですので、私はこのあと円安になると予想しているわけです。
決済取引
さきほど指値と成行の話をしました。同様に決済の方法にもいろいろあります。
予想通りの値動きをしてここで儲けを確定したいと思えば成行注文をすればほぼそのレートで約定するはずです。
今回の決済時のレートは113.441でした。つまりレートの差分は+0.005で、1万通貨(1lot)の取引だったので、結果として50円の益となりました。
このほかに、できるだけ損をしない(損失額を想定する)注文として、「OCO」というものがあります。
これは、ここまで得をするレート(指値)になったら注文、ここまで損をするレート(逆指値)になっても注文、という指定が可能です。
つまり、逆指値を指定しておくことで、それ以上損をする前に決済ができるわけです。
いかがでしたでしょうか。
やっぱりちょっと難しいですね。やってみないとわかりにくいのも事実です。
DMM FXだとお試し口座でのデモ取引も可能ですので、本口座での取引前にぜひ試してみてください。